ソリューション

ソリューション一覧

「データの民主化 × AI-Ready」を実現する5つの主要ソリューション。お客様の現在地に合わせて、組み合わせてご提案します。

01

Layer A: 集約・整理

散らばったデータの統合と分析基盤の構築

業務システム・SaaS・スプレッドシートに分散したデータを1つの基盤へ集約し、命名・粒度を揃え、BIで分析できる状態にします。

まずは「一つの場所に、揃った形で」集める。

こんな状態に
同じ売上のはずがレポートで数字が違う / データが各システムに散らばっていて横断分析できない / Excel・スプレッドシートで力技集計をしている / レガシーBIから現代の基盤へ移行したい。
提供範囲
  • ソース棚卸し・優先順位付け
  • クラウドDWH選定 / 構築
  • ELTパイプライン
  • レイヤ設計(Bronze/Silver/Gold)
  • 命名・粒度の標準化
  • BIダッシュボード初期構築
主な技術スタック
  • BigQuery / Snowflake
  • Fivetran / Airbyte
  • dbt
  • Looker / Looker Studio / Metabase
多い伴走の型
共同開発または 受託開発。伴走の型を見る
期間の目安
初期構築 2〜4ヶ月 → 継続運用

02

Layer B: 使える状態を保つ

DWHモデリング診断・棲み分け再設計

既存DWHを世界標準のベストプラクティス(Data Vault 2.0 × Kimball × セマンティックレイヤ)で診断し、レイヤとモデリングの棲み分けを再設計します。

数字が合わない・遅い・誰も理解できないDWHを、再設計で立て直す。

こんな状態に
マートごとに数値が食い違う / 同じビジネスロジックが複数箇所に重複実装 / クエリが遅く誰も理解できない / Raw層に変換が混入していて監査不能 / 「Icebergを入れればモデリングが解決する」と誤解している。
提供範囲
  • 既存DWHアーキ診断(C/D/V/P/S観点)
  • ハードルール vs ソフトルールの再配置
  • Raw Vault / Business Vault / Information Mart の棲み分け再設計
  • 命名規約の整備(stg_/hub_/sat_/dim_/fct_)
  • 改善ロードマップ提示
主な技術スタック
  • Data Vault 2.0
  • Kimball Dimensional
  • dbt
  • BigQuery / Snowflake / Databricks
  • Iceberg / Delta Lake
多い伴走の型
アドバイザー または 共同開発。
期間の目安
診断 2〜4週間 → 再設計実装 1〜3ヶ月

03

Layer C: 人にも AI にも引ける

AI-Ready化(セマンティックレイヤ導入)

「同じ指標が場所ごとに違う」を解消。dbt Semantic Layer(MetricFlow)でメトリクス定義を一元化し、BIもAIエージェントも同じ定義を参照する状態を作ります。

指標定義を一箇所に集約し、AIの幻覚を防ぐ防護壁を設計する。

こんな状態に
ダッシュボードごとに同じ指標の数字が違う / AIがカラム名から計算を推測している / メトリクス定義はあるがドキュメント止まりで分析を制御していない / LLMによるテキスト→SQLが「意味」を取れず精度が出ない。
提供範囲
  • 揉めるメトリクス5〜10個の特定
  • Semantic Model定義(Entities / Dimensions / Measures)
  • 承認済みJOINパスの宣言・fanout検証
  • metrics-as-code(Git管理・CI検証)
  • 認証済み / 実験的 / 非推奨の分類
  • BI・AIエージェントとの接続
主な技術スタック
  • dbt Semantic Layer / MetricFlow
  • OSI(Open Semantic Interchange)
  • Cube / Looker(LookML)
  • GitHub Actions
多い伴走の型
共同開発。定義のオーナー指名を含めた運用設計。
期間の目安
パイロット 1〜2ヶ月 → 拡張 3〜6ヶ月

04

Layer C: 人にも AI にも引ける

社内データを使った自律型AI/エージェント基盤の整備

生成AIを試したが本番運用に乗らない、RAG・エージェントを安全に動かしたい——セマンティックレイヤ経由でAIに正確なデータを渡し、評価とガバナンスを運用に組み込みます。

「セマンティックレイヤ × MCP」でエージェントの幻覚を構造的に防ぐ。

こんな状態に
PoCで止まっていて本番運用に載らない / 鮮度・抜け・PII・権限の問題で安全に動かせない / 同じデータプロダクトを人(BI)とAI(MCP)の両方に給仕したい / エージェント時代に対応したデータプロダクトを設計したい。
提供範囲
  • RAG設計・チャンク戦略
  • MCP対応のデータプロダクト設計
  • セマンティックレイヤ経由のエージェント接続
  • Eval(評価)パイプライン構築
  • PII・行列レベルアクセス制御
  • エージェントアクションの監査証跡
主な技術スタック
  • LangChain / LlamaIndex
  • MCP(Model Context Protocol)
  • Vertex AI / Bedrock
  • Vector DB(Pinecone / pgvector)
  • Ragas / Promptfoo
多い伴走の型
共同開発または 受託開発。
期間の目安
パイロット 2〜3ヶ月 → 運用拡張 6ヶ月以上

05

Layer A〜C 横断

データメッシュによる組織のデータ運営モデル変革

中央データチームのボトルネック解消、Data as a Productの部分適用から始め、ドメイン所有・連合ガバナンスへ段階的に移行します。

フルメッシュは慎重判定。まずData as a Productから部分適用するのが現実解。

こんな状態に
中央データ部門が依頼の滞留で詰まっている / 事業部ごとに数字の定義・粒度が違う / 「在庫の真実」がチャネル間で食い違う / 中央が門番化してドメインから不満が出ている / メッシュをやりたいが手段が目的化している。
提供範囲
  • フルメッシュ提案の見極め(5条件AND判定)
  • Data as a Productの部分適用
  • 横断マスタ(SKU・在庫・売上定義)の中央集約
  • ドメイン1領域でのパイロット
  • 中央チームを「門番」から「CoE」へ転換
  • 連合ガバナンスの事務局設計
主な技術スタック
  • Databricks Unity Catalog
  • Snowflake Horizon
  • Atlan / Collibra
  • dbt(ドメイン分散)
  • Iceberg / Delta Sharing
多い伴走の型
アドバイザー + 共同開発の組み合わせ。経営層を巻き込んだチェンジマネジメント。
期間の目安
判定・パイロット 3〜6ヶ月 → 段階展開 半年〜数年

業種別

業種別の効きどころ

同じ「データ基盤の整備」でも、業種によって便益のレバーは大きく違います。商談では業界平均ベンチマークを参考値として扱い、必ずお客様自身の数字でROIを試算します。

物流・3PL

配送効率とSLA違反金削減

FADR(初回配送成功率)・配送効率・SLA違反金・倉庫労働効率がデータ基盤の主要レバー。

  • FADR改善
  • ルート最適化
  • SLA違反予兆検知
  • 燃料コスト削減

Time-to-Value: 最速(2〜3ヶ月)

SaaS

Churn削減とUpsell機会発見

Churn率・Upsell機会・CAC効率化・Time-to-Value短縮・Pricing最適化がレバー。プロダクト利用データから拡大余地を特定。

  • NRR / Churn分析
  • 離脱予兆検知
  • Upsell機会発見
  • CAC / LTV計測

Time-to-Value: 3ヶ月程度

製造業

不良品率削減と予知保全

不良品率・設備稼働率・在庫適正化・エネルギーコスト・品質トレーサビリティが物理的な数値に直結するためROIが見えやすい。

  • 異常検知
  • 予知保全
  • 需要予測
  • 稼働パターン最適化

Time-to-Value: 3〜4ヶ月

小売・EC

マージン向上とCVR改善

コントリビューションマージン・在庫回転・値引きロス・CVR・データ収益化がレバー。マージン上昇の50〜60%は顧客データ活用から。

  • パーソナライゼーション
  • 需要予測
  • 価格最適化
  • サプライヤー向けインサイト

Time-to-Value: 2〜3ヶ月

業種別の数字は業界平均ベンチマークです。ROIは商談でお客様自身の数字から個別試算します。

各ソリューションを支える技術領域は Capabilities、進め方は 3ステップ、伴走の型は 料金 をご覧ください。