Capabilities

技術領域 — 3レイヤとスタック選定

ソリューションを支える、私たちが扱える技術領域。3レイヤで人にも AI にも使えるデータ基盤を運用に載せます。

扱う領域・スタック

  • Google Cloud / BigQuery
  • Amazon Web Services
  • dbt
  • データカタログ
  • 品質 / 鮮度
  • RAG / Eval
  • ガバナンス / PII

考え方

手法より、まず概念モデリングから。

「Kimball か Data Vault か」とツール選定から入りたがる場面で、私たちは「主要なビジネスエンティティの定義」から引き戻します。手法は補完的なツールで、競合ではありません。

Layer A

集約・整理

分散したソースを統合し、命名・粒度・スキーマを揃える。続くレイヤの土台。

バラついた定義を、ひとつの真実に揃える。

こんな状態に
「同じ売上のはずが、ダッシュボードで数字が違う」。命名のブレ、粒度の不揃い、列の重複。
整備後の変化
主要マスタが単一定義に揃う。事業部・チャネル・法人を跨いで「同じ売上は同じ数字」。
提供範囲
  • 主要ソース統合
  • マスタ再設計
  • コンフォームド・ディメンション
  • データカタログ
技術スタック
  • Fivetran / Airbyte
  • BigQuery / Snowflake
  • dbt
  • DataHub / Atlan
伴走の型
ゼロから組むなら 受託開発、既存を活かすなら 共同開発
期間の目安
テーマで数週〜半年。ゼロからは6ヶ月スパン。

Layer B

使える状態を保つ

鮮度・品質・Data Contract を運用に組み込み、BI と AI が同じ定義・同じ鮮度で参照できる状態へ。

壊れる前に気づき、誰が困るかが見える。

こんな状態に
「ダッシュボードが古い」「数字が合わない」「メンテできる人がいない」。
整備後の変化
誰かが気づく前にアラートが立つ。「何が壊れたら誰に影響するか」が見える。
提供範囲
  • 鮮度モニタリング
  • 品質テスト
  • 異常検知
  • Data Contract
  • SLA 設計
技術スタック
  • dbt tests / Elementary
  • dbt Cloud / Airflow
  • Dagster
  • dbt contracts
伴走の型
共同開発(Brownfield 中心)。内製と並走しながら設計を移管。
期間の目安
テーマを絞れば数ヶ月、横展開で半年。

Layer C

人にも AI にも引ける

セマンティックレイヤ・RAG・Eval・権限/PII を最初から組み込み、本番に乗る AI を設計。

プロンプトではなく、構造で精度を上げる。

こんな状態に
LLM の SQL 生成精度が頭打ち。PII・権限が後回しで本番に出せない。
整備後の変化
BI も AI も同じ定義を参照。マスキング・権限・監査が運用に乗る。
提供範囲
  • セマンティックレイヤ
  • RAG / 構造化検索
  • Eval パイプライン
  • PII マスキング
  • 列レベル権限・監査
技術スタック
  • dbt Semantic Layer / Cube
  • LangChain / LlamaIndex
  • Ragas / Promptfoo
  • DWH 列レベル権限
伴走の型
初期は 受託開発 で立ち上げ、運用で 共同開発 へ。
期間の目安
セマンティック構築で数ヶ月。RAG / Eval まで含めて半年〜。

レイヤは逐次に積む必要はなく、状況に応じて並行・部分的に進められます。実順序は無料診断のあと、課題と内製チームの状況に合わせて設計します。

レイヤ × 伴走の型

どのレイヤを、どう伴走するか。

3レイヤと3つの伴走の型の、よくある組み合わせを早見表にしました。実際の組み立ては診断後に決めます。

Operator
受託開発
Partner
共同開発
Advisor
アドバイザー
Layer A
集約・整理
Layer B
使える状態を保つ
Layer C
人にもAIにも引ける

主に伴走する組み合わせ  状況に応じて対応

スタック選定

なぜ、このスタックなのか。

ツールは思想で選ぶより、運用に乗るかで選びます。これまでの実装で「効いた」と判断した選択肢の考え方です。

DWH: BigQuery / Snowflake

サーバレス・列指向・標準SQL に揃え、運用と採用の両面で再現性のある選択を優先します。AWS 中心の組織では Redshift / Athena も対応します。

Transformation: dbt

モデリングの実質標準。テスト・系譜・ドキュメントが言語の中にあり、複数人運用とレビュー文化を最短で立ち上げられます。

Semantic Layer: dbt Semantic Layer / Cube

指標定義を一箇所に置き、BI も AI エージェントも同じ定義を参照する設計に。LLM の SQL 生成精度を引き上げる土台になります。

Orchestration: dbt Cloud / Airflow / Dagster

「鮮度を保つ」運用の中核。シンプルに始められる dbt Cloud、複雑なパイプラインに強い Dagster を状況で使い分けます。

Ingestion: Fivetran / Airbyte

主要 SaaS は Fivetran で素早く接続し、内製コネクタが必要な箇所は Airbyte で対応。ETL 自体に労力を割きすぎない構成にします。

BI: Lightdash / Metabase / Hex

指標定義を BI に閉じ込めず、dbt 側に持たせて全消費に同じ定義を配る構成。BI は表示と探索に集中させます。

FAQ

よくある質問

内製のデータチームがなくても始められますか?

はい。受託開発 から始め、整備が進んだ段階で共同開発・アドバイザーへ移行する組み立てが可能です。最終的に内製化できる状態を、伴走のゴールにします。

すでに BigQuery / Snowflake / Redshift がある場合は?

既存基盤を活かす Brownfield アプローチを取ります。最初に現状診断(データ品質 / メタデータ / モデル整理 / AI-Ready化 / セルフサービス化 / 運用最適化)を行い、効果の出やすいテーマから着手します。

期間の目安は?

テーマ・規模で変わりますが、Layer A のゼロからの構築は半年スパン、Layer B のテーマ別改善は3〜6ヶ月、Layer C の AI 統合は半年〜が標準です。30分の無料診断で、優先テーマと期間の目安をその場でお伝えします。

クラウドは指定できますか?

はい。Google Cloud(BigQuery 中心)と AWS(Redshift / Athena 中心)の両方に対応します。組織の既存スキル・契約・コンプラ要件から選定します。

PoC で止まらない保証はありますか?

「動いた」と「使える」の差を、最初から運用の設計に織り込みます。具体的には鮮度モニタリング・品質テスト・Data Contract・評価ダッシュボードを Layer B/C に含め、本番運用に乗せるところまでを伴走の範囲にしています。

dbt の経験がないチームでも大丈夫ですか?

問題ありません。受託開発・共同開発では実装の主体を私たちが担いつつ、コードレビューと標準化(命名・テスト・系譜)を通じて内製チームのスキルを並行して育てます。

料金は?

課題と伴走の範囲に応じてご提案します。HPでは金額レンジを掲載していません。30分の無料診断 で論点を整理し、必要になったタイミングで金額をお伝えします。

課題に合わせた進め方は進め方、伴走の型は料金をご覧ください。